エディブルとは?

エディブル(edible)とは、日本語で『食用』と言います。また、大麻成分入りの食べ物や飲み物のことを口語としてエディブルと呼びます。

◆形態

エディブルにはグミやクッキー、ビールなど他にも様々な形態があります。既存の食べ物の調理過程で麻抽出物を混ぜるだけなので、どんなものでもエディブルにする事ができます。

◆喫煙タイプとの違い

カンナビノイドを喫煙する場合(経肺接種)と食す場合(経口摂取)では様々な違いが生じます。

⚫︎容量

大麻の全草若しくは抽出物を喫煙する場合、経験のある人であれば基本的にどのくらいが自分にとって適量なのかを見た目だけで容易に判断することが可能です。

一方エディブルの場合、例えば1ピースのブラウニーにカンナビノイドが10mg入っているのか100mg入っているのかを見た目だけで判断することは不可能です。

この事から、エディブルを接種する際には、記載されているカンナビノイドの含有量を見てどれくらいが適量なのかを見極めなければなりません。但し、実際のカンナビノイド含有量とは異なる数値が記載されている場合もあるので注意しましょう。

因みにカリフォルニア州で合法的に販売されているエディブルには、1パッケージあたり最大100mgのTHCが配合されています。喫煙でTHCを100mg接種することは困難ですが、エディブルの場合は容易にそれが可能です。

⚫︎効果持続時間

エディブルを食べると、ジョイントを吸った場合と比較して効果が非常に長く持続します。また、効果はすぐに現れるわけではなく、効果を感じ始めるまで約1~2時間要します。

その事から、慣れていない人は知らずに過剰接種してしまう可能性があるので注意が必要です。

また最近では、ナノフォーミュレーションという技術も誕生しました。この技術により、カンナビノイドの粒子を小さくして身体に吸収され易くして素早く効果を得ることが可能となりました。しかしその代償として、効き目が短くなっている様です。

◆エディブルのメリット

⚫︎肺へのダメージが無い

⚫︎喫煙が苦手な人でもカンナビノイドを接種可能

⚫︎効率良くカンナビノイドを接種可能

⚫︎禁煙の場所でもカンナビノイドを接種可能

⚫︎美味しくカンナビノイドを接種可能

⚫︎バリエーションを楽しめる

⚫︎効果が長続きする

◆エディブルのデメリットと対処法

⚫︎人間や動物が誤って食べる可能性がある

→購入したらすぐに使用する、若しくは保管場所に注意しましょう。

⚫︎過剰接種しやすい

→成分表示を確認して、少量から接種しましょう。

⚫︎効果が現れるまで時間が掛かる

→ジョイントを組み合わせればタイムラグを埋める事が可能です。

⚫︎効果が長続きする

→摂取量を減らすことで効果持続時間を短くすることが可能です。

◆まとめ

◉大麻成分入りの食べ物や飲み物をエディブルと呼ぶ

◉グミやクッキー、ビールなど他にも様々な形態がある

◉記載されているカンナビノイドの含有量を確認する

◉効果が現れるのが1~2時間かかり、8時間以上持続する

◉過剰接種や誤食に注意