
Δ10THC(デルタ10テトラヒドロカンナビノール)は、1980年代に発見された、大麻の中に微量に含まれる天然の植物性カンナビノイドの一種です。
この様に大麻に微量しか含まれないカンナビノイドを、マイナーカンナビノイド若しくはレアカンナビノイドと呼びます。マイナーカンナビノイドはごく僅かしか抽出できない事から、基本的にCBDやΔ9THCから化学的に合成されて生成されます。
◆Δ10THCの効果
Δ10THCの効果はΔ9THCやその他サイコアクティヴ系カンナビノイドに似ています。
・リラックスしやすくなる
・睡眠の質の向上
・食事が普段よりも美味しく感じる
・SEXの感度が上がる
・幸福度が上がり、優しく平和な気持ちになる
その他様々な効果が見込めます。
◆Δ10THCの副作用
バッドトリップ、自意識過剰、眠気、疲労感、口の渇き、目の充血、嘔吐など
◆Δ8THCとΔ9THC、Δ10THCの違い
Δ8-THCとΔ10-THCは、Δ9-THCと比較して効果がマイルドだと言われています。また、Δ8-THCとΔ10-THCを比較した場合では、Δ10-THCの方がΔ8-THCよりも若干精神作用が弱い様です。その事から、Δ8-THCとΔ10-THCは、Δ9-THCよりもバッドトリップに入りにくいとも言われており、Δ9-THCが強すぎると感じる人々に人気があります(Δ8-THCの効力はΔ9-THCの約30~40%と言われています)
◆Δ10THCは安全か?
Δ10-THCは比較的安全ですが、抽出の過程で化学物質が使用されているため、認定ラボでテストを行い全ての汚染物質が除去されていることを確認する事が重要だと言われています。ACS研究所やその他の認可された研究所でテストされたような正規のΔ10-THC製品には、消費者にテスト証明書を示すQRコードがついているようです。
◆Δ10THCは合法か?
●アメリカでは?
ヘンプ由来であれば合法です。
Δ10-THCは、Δ8-THCと同様にヘンプ由来のCBDから加工されるのが一般的です。2018年の農業法案に基づき、ヘンプはアメリカ全土で合法である事から、Δ10-THCは連邦単位では合法とされています。しかしΔ8-THCと同様に、特定の州は独自にΔ10-THCを非合法としています。
●日本では?
指定薬物に指定されています。
◆Δ10THCはドラッグテストで反応するか?

THCベースのカンナビノイドはドラッグテストで陽性反応が出る可能性が高い事から、Δ10-THCはそれに反応し得ると言えます。
◆まとめ
◉自然の麻にも微量に含まれるカンナビノイド
◉Δ9THCやΔ8THCよりも陶酔作用は弱い
◉Δ9THCと同様に医療的な効能もあると言われている
◉日本では違法